奥利根・雨ヶ立山(1) 2013.3

朝の電車を降りると、3月とは思えないポカポカ天気

バスを降りるともっとポカポカ天気

これはもうTシャツでもいいよね、というような天気になりました

湯ノ小屋温泉方面と分かれ、宝川温泉行きの奥利根橋を渡ったところの船付場バス停から登り始めました

これから雨ヶ立山から東南に伸びる尾根を辿ります

ところどころ急登、送電線の巡視路なのかロープが張られているところもあります

最初にでてくる小振りの送電鉄塔、地図ではすぐ近くなのに結構時間がかかりました

まだまだ今日の予定地まで先が長い

動物の歩きやすいところは人間も歩きやすい

動物の足跡に沿って歩きます

そして尾根の右下に藤原の集落が見えてきます

雪の白い集落に赤い屋根青い屋根、おとぎの国のようです

ちょっとスキー場の音楽が聞こえてくるのが邪魔だけど

集落の向こうには尾瀬の山々が見えてきます。左の大きな塊が至仏山です。右の三角が笠ヶ岳、その左横に小さく小笠

尾根の左側も右側も、落ちると転落の斜面です

2005年の4月にもここに来ているのだけど、こんなところがあったっけ、なんて感じです。人間の記憶なんて当てにはなりません

そして、こんなにアップダウンがある尾根だとも思っていませんでした

雪が融けた痩せた斜面を登ると、尾根が少し広がります

ちょっとだけホッとしました。だけど今日の泊まり予定の1319m先まではまだまだ遠い

あの先が1115mかな・・・

1182.5mあたりから1132mあたりの尾根を振り返っています・・・間違っているかもしれません。

向こうに見えている山は上州武尊山です

この頃から急に雲が多くなってきました。北の方の山々には黒雲がかかって、こちらにも向かって来ているようです

そして風が出てきて、小雪も吹き付けて来ました

急速な天気の悪化でした。登り始めはTシャツでもいいかなという気温だったのに、雪と一緒に風が吹き付けてきます

少し慌ててのテント場探しになりました

斜面を掘り下げて、ブロックを積み上げて、これで大丈夫か

頑張ったよ

テントを張って、一杯やってまずは落ち着こう

泊まり予定の1319mの先までは届かなかったけど、まあ明日、早起きしよう、なんて言っていたのに・・・

寝坊助の夜が更けて行きます

晩飯は鮭の粕汁で暖まりました

外はまだ小雪が吹き付けています。明日の天気はどうなんだろう

(2)へ続く

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2005年の雨ヶ立
1024mピークから1115mピークまで尾根が痩せて

ちょっと慎重になりました
キツネかタヌキかそれとも・・・なんだろうの足跡です